火災保険

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IMG_3259.JPGビルは全てが同じ構造ではありません。建物の火災保険は構造によって保険料が変わりますが、構造が申込内容と違った場合としたら、その保険は万が一の火災時に支払われない可能性があります。
また、テナントがいくつも入るビル建物は、そのテナントの種類によって保険料が変わります。例えば花屋さんと中華料理店では火災のリスクは?と考えてみれば納得です。ですが、テナントが変わるたびに申請をしているでしょうか。
また、共同住宅でも一部屋が事務所専用に使用されたりしていると、住宅専用建物ではなくなります。

今の火災保険は正しく入っていますか?
複雑で専門知識が必要なビル建物の火災保険は、ぜひ「長久保保険設計」にお任せ下さい。ビルの構造、テナントにあわせた火災保険の見積もりをつくります。

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ここからは、火災保険についてお話します。
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火災保険には、4つの物件種別があります。

4つとは、住宅物件・一般物件・工場物件・倉庫物件ですが、
おもに住宅物件と一般物件についてお話します。

住宅物件とは

単に住居のみに使用されている建物で、次の2つになります。
 ・一戸建て住宅
 ・共同住宅で、各戸室のすべてが居住のみに使用されているもの。

共同住宅とは、一つの建物が1世帯の生活単位となる戸室を2以上有し、各戸室または建物に付属して各世帯が炊事を行う設備がある建物です。
戸室とは、一世帯の生活単位として仕切られた建物の区分をいいます。 貸室に限らず、建物の所有者または管理人等が居住している戸室も含みます。

一般物件とは

住宅物件、工場物件、倉庫物件にならないものです。
 ・店舗のみ、事務所のみ、およびこれらと住居がいっしょにあるもの
 ・規模が一定以下の工場、作業場など

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火災保険料の計算

*保険料率を計算するにあたり

(1)基本料率を決めます。

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全国、都道府県ごと建物の構造ごとそれぞれに基本料率があります。

(2)同一の敷地内(構内)を判断します。

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 囲いのある、無しにかかわらず火災保険の対象の所在する場所およびこれに連続した土地で、同じ保険契約者または被保険者によって占有されているかどうかを判断します。この場合、公道、河川等があっても敷地内(構内)は中断されないものとします。
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(3)一つの建物の判定をします。

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一つの建物とは、建物の主要構造部のうち、外壁、柱、屋根のいずれをも独立して具備したものをいいます。
一つの建物については、その全体について一つの保険金額を定めることになります。

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・イとロはいずれも主要構造部を独立して具備しているので、別の建物になります。


*建物を上から見た図です。
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・イとロは互いに柱を共通としているので、全体で一つの建物となります。






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・イとロの間に外壁がありませんが、それぞれ主要構造部を独立して具備しているため、別の建物になります。


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・イとロは互いに屋根を共通としているので、全体で一つの建物になります。



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・イ、ロ、ハはそれぞれ別の建物とすることができます。

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・イとロは別の建物とすることができます。




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・イとロは別の建物とすることができます。

・防火壁とは、コンクリートやレンガなどで造られ、屋根および外壁から50cm以上突出しているもの。

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・イとロは別の建物とすることができます。


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(4)建物の構造を判定します。

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建物構造により保険料が違います。「一つの建物」ごとに構造を判定します。

①コンクリート造建物
すべての柱をコンクリートで造った建物です。
     *柱がない建物については壁の構造で判定します。
     *鉄骨等の柱をコンクリート板等で被覆したものは含みません。
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*鉄筋コンクリート造りの鉄筋部分です。

②コンクリートブロック造建物
コンクリートブロックを積み重ねて造った建物です。
     *柱が鉄骨などで外壁にコンクリートブロックを用いたものは含みません。

③レンガ造建物
レンガを積み重ねて造った建物です。
     *柱が鉄骨などで外壁にレンガを用いたものは含みません。

④石造建物
石材を積み重ねて造った建物です。
     *柱が鉄骨などで外壁に石材を用いたものは含みません。

⑤耐火被覆鉄骨造建物
すべての柱を耐火被覆された鉄骨または鋼材を用いて組み立てて造った建物です。
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*耐火被覆とは、モルタル、吹き付けロックウール、コンクリート板などでの被覆です。
←これは、鉄骨にロックウール、セメント、水をまぜて吹き付けた耐火被覆です。








⑥鉄骨造建物
すべての柱を鉄骨または鋼材を用いて組み立てて造った建物です。
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⑦耐火建築物
建築基準法第2条第9号の2に定める建物です。

⑧準耐火建築物
建築基準法第2条第9号の3に定める建物です。

⑨省令準耐火建物
建築基準法第2条第9号の3に定める準耐火建築物に準ずる耐火性能がある建物です。
ツーバイフォー工法の建物、木質系プレハブの建物、木造軸組工法の建物で、住宅金融支援機構の定める仕様に合致するものまたは承認を得たものなど。

⑩混造建物
下記(A)(B)(C)の2種類以上の構造がある建物

  (A)コンクリート造、コンクリートブロック造、レンガ造、石造、
     耐火被覆鉄骨造
  (B)鉄骨造
  (C)上記 A、B以外のもの


これらから 建物の構造別に構造級別を判定します。

構造級別には、原則 3つの級別があります。

1級建物

         ・コンクリート造建物
         ・コンクリートブロック造建物
         ・レンガ造建物
         ・石造建物
         ・耐火被覆鉄骨造建物
         ・耐火建築物

2級建物

     1級建物にならない建物のうち以下の建物
         ・鉄骨造建物
         ・準耐火建築物
         ・省令準耐火建築物

3級建物

     1級建物、2級建物のどちらでもない建物
          木造建物などは3級建物になります。

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2種類以上の構造によってできている建物の場合

火災保険では、この建物のことを混造建物と呼びます。
そして
   ・コンクリート造
   ・コンクリートブロック造
   ・レンガ造
   ・石造
   ・耐火被覆鉄骨造
の構造部分がある建物のときは、混造建物料率を計算することができます。

混造建物の率と構造級別の判定

混造建物の料率

建物の各階ごとに
各構造別に構造級別を判定して、その構造級別ごとの基本料率を決定します。
そして
その構造級別ごとの基本料率の最も高い基本料率をその階の基本料率とします。
つぎに
各階ごとの基本料率を合計して、建物の階数で除します。
これが、その建物の混造基本料率となります。


(5)一つの建物が使用されている用途(職業)を確認します。

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職業により割増があります。
またその割増も建物の構造により違ってきます。
たとえば、喫茶店やレストランには割増があります。
2以上の用途(職業)に使用されているときは、もっとも高い割増を使います。
職業割増表があり、職業種別ごとに決まっています。


ビル建物の場合、各階ごとに違う職業種別があるときは一番割増の大きい職業種別の割増をそのビル建物全体に適用します。
これが原則ですが
ビル建物一棟の火災保険料がかなり高くなってしまうため
平均用法という計算をします。

自作ビルイラスト説明付のコピー.jpg


この平均用法とは、
各階ごとの料率を決めて、その合計を建物の階数で除して計算した料率を建物全体の料率とします。

←このビル建物ですと各階ごとの料率を合計して 6で割ります。


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(6)一つの建物内および敷地内で行われている作業場がある場合には行われている作業内容・規模を確認します。

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作業内容・規模により割増があります。
またその割増も建物の構造により違ってきます。
たとえば、クリーニング店の奥でドライクリーニング作業を行っていると割増があります。
一つの建物内で複数の作業が行われているときは、もっとも高い割増を適用します。
作業割増表があり、作業種別ごとに決まっています。

前記(5)の職業種別の割増と作業種別の割増が競合したときは、どちらか高いほうの割増を使います。


各階ごとに違う作業種別があるときは一番割増の大きい作業種別の割増をそのビル建物全体に適用します。
これが原則ですが
ビル建物一棟の火災保険料がかなり高くなってしまうため
この場合も前記(5)に記載した平均用法の計算で建物全体の料率を決めます。

保険用語の意味

保険料率

保険料率とは、商品の単価の意味になります。
保険料率は、保険期間1年・保険金額1,000円に対して○.○○円と表示されます。
たとえば、保険料率が1.50円ならば
1,000円補償する火災保険は、保険料が1円50銭ということになります。

1,000万円の火災保険なら
10,000千円 × 保険料率 = 保険料   となります。

保険料とは

保険契約にもとづいて、保険会社に払い込む金銭ことです。

保険金額とは

保険契約により補償される損害が発生したときに、保険会社が被保険者に支払う保険金の限度額です。
保険証券に記載されている金額です。

保険金とは

保険契約により補償される損害が生じたときに、保険会社から支払われる金銭のことです

被保険者とは

保険契約により補償を受けることができる人のことです。


>>引き続き書いていきます。




火災保険について
保険料の計算は
建物および用途の判定、判断は
リアル建物を見なければ
できないので
渋谷区・港区・目黒区・品川区
のエリアに限り
出張見積を行います。
ご依頼は、ご連絡ください。

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有限会社長久保保険設計
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